禁煙にはチャンピックスという薬を使用することがありますが、状況によっては保険を適用させてチャンピックスによる禁煙治療を安く済ませることもできるんです。禁煙を考えている人はまずチェックしてみましょう。

バレニクリン治療はコストが安い

禁煙に高い効果を持つチャンピックスは、チャンピックスと呼ばれたりバレニクリンと書かれていたりしますが、成分の名前はバレニクリンでチャンピックスというのが商品名です。成分を説明する場合にはバレニクリンの方を用い、区別して書かれている場合もあります。バレニクリンを用いた禁煙治療は基本12週行われます。これは保険診療で使えるのがこの期間ということです。ちなみに禁煙外来などで保険で禁煙の治療を受けるためには条件がありまして、スクリーニングテストというのを行ない一定の点数以上であること、喫煙年数×喫煙本数が一定以上であること、今すぐ禁煙したいこと、それを文書に署名できることなどを満たした人だけが対象になります。
そこで12週でコストを計算してみますと、バレニクリンが成分の薬は3割負担でも20000円弱です。一方、たばこ1箱400円とすると1日1箱だけでも12週で33600円もかかります。1箱で計算してもコストはこれだけ違うのです。病院へ禁煙治療に来るのは長い間タバコを吸い続けてきた人ですし、そもそも保険診療を受けている人は年数×本数が一定以上ですので、1日何箱も吸っていたと考えられますから、そうしますとこの数倍のコストがかかっています。何か月にも及ぶ禁煙治療はコストがかかるかのようですが、今までの、そしてこれからのタバコ代を考えますととても得です。コストの面からも今すぐバレニクリンによる治療を受けるべきでしょう。バレニクリンという成分は脳に届いてニコチン受容体と結び付き、ドーパミンを出します。タバコの煙に含まれているニコチンも同様ですが、先にバレニクリンがニコチン受容体に先着していますので、もうニコチンが欲しいと身体が思わないですし、もしタバコを吸ってみても新たなドーパミンが出ません。これを拮抗作用と呼んでいます。