禁煙にはチャンピックスという薬を使用することがありますが、状況によっては保険を適用させてチャンピックスによる禁煙治療を安く済ませることもできるんです。禁煙を考えている人はまずチェックしてみましょう。

禁煙外来と通販どちらがお得?

タバコは嗜好品の一種であり、かっては成人男性の80パーセント以上が喫煙者だった時代もあったのですが、現在では30パーセント程度にまで減少しています。
これはタバコの煙には肺ガンとの強い関係性を指摘されているタールをはじめとして100種類以上の有害物質を含んでいることが判明しているからです。
これらは喫煙者自身の健康だけではなく周囲にも迷惑をかけてしまうので、病院や駅のホームなどの公共施設の大部分は全面禁煙を実施しています。
またタバコは度重なる値上げが行われたことにより、現在は1箱で大部分が400円を超えるような状況です。
このために1日に1箱のペースで吸う人の場合は、1カ月のタバコ代が1万円を超えてしまいます。
健康に悪いだけではなく経済的な負担も大きいということで、禁煙にチャレンジする人も少なくはありません。
禁煙外来と通販チャンピックスは禁煙外来で処方される内服薬で、アメリカの製薬メーカーにより開発されたものです。
ニコチンが結合する脳内のレセプターに代わりに作用することにより、タバコを吸わなくても平気な状態になります。
チャンピックスでタバコを止めることができる成功率は約50パーセントでスタートから12週間は健康保険が適用されるので、お得な費用でチャレンジできます。
なお、この期間を過ぎた場合には実費での購入ということになりますが、この段階になった場合は個人輸入代行業者などを利用して海外で販売されているチャンピックスを購入する方が安くなる可能性があります。
ただし禁煙は失敗するごとに成功率は低下するので、1度目のチャレンジで成功するのが最も簡単です。
しかも禁煙外来での保険診療であれば、通販よりも金額は安くなるので経済的にもお得ということになります。

チャンピックスを保険適用で入手する

健康保険チャンピックスによる禁煙治療を受ける際、4つの条件を満たせば健康保険が適用されます。
条件の1つがニコチン依存症になっているかどうかです。
ニコチン依存症とはニコチンが不足すると身体的精神的に大きな影響を受けるため、自分の意志だけではなかなかタバコをやめられない状態のことで、病気として扱われるため保険適用で治療を受けることができるのです。
喫煙者の7割がニコチン依存症と言われており、診断テストで5点以上あれば依存症と認定されます。
条件の2つ目が1日にタバコを吸う本数と喫煙年数をかけると200以上になることです。
タバコを吸う数が多く、また喫煙年数が長いほど禁煙するのが困難になるため治療を受けることが必要とみなされ保険適応の対象となります。
その他には1ヶ月以内に禁煙治療を始めようと考えており、治療を受ける同意書にサインすることが条件となっています。
これらの条件を満たし、かつ禁煙治療を保険適応で行っている医療機関を利用すれば安い費用で治療を受けることができます。
ただし1回禁煙治療を行っていて再び治療を受けたいという人の場合には、前回の初回診療日から1年以上経過していることが条件となります。
ではこれらの条件に満たない場合どうなるかというと、自由診療となり保険は適用されません。
しかし喫煙は健康に害を与える他、仕事中に喫煙しているとその分働く時間が短くなってしまうことから、企業によっては禁煙外来治療補助金制度を設けているところがあります。
企業によっては条件や補助金の額に違いはありますが、利用すると自己負担額を減らすことができます。
ニコチン依存症の人は自分の力だけでは禁煙に失敗しやすいのです。
医療機関でチャンピックス服薬による治療を受けた方が禁煙で得られる効果を実感できるので、楽にニコチン断ちできます。

チャンピックス以外の薬は?

喫煙することで肺がんなどの発症のリスクが高まるということがわかっているために、たばこを止めて健康的な生活を送ろうと考える人は多くいて、現在では医療機関でも禁煙治療が受けられるようになっています。
医療機関を受診することで、主に処方される医薬品としてはチャンピックスという薬になります。
チャンピックスは経口薬で成分としてニコチンが含まれていないために、ニコチンの依存症を軽減させるために役立つ薬と考えられますが、病院を受診して処方してもらえる薬は必ずチャンピックスだけと決まっているわけではなく、ニコレットやニコチンパッチが処方される場合もあります。
ニコチンガムやニコチンパッチに関してはたばこを吸うのを止めることでニコチンが摂取できなくなることに対応するために、代わりにニコチンを摂取する治療法となります。
ニコチンには強い依存性があることからたばこを吸うことを止めることで離脱症状が起きて、その症状に耐えられないことで禁煙を継続できない人が多いです。
たばこの代わりに、ニコチンをガムやパッチを使用して摂取することになりますので、ニコチン置換療法では体からニコチンが抜けることにはつながらないという問題点があります。
ニコチンガムなどを使用するメリットとしては、医薬品に該当しないことから一般的なドラッグストアなどでも販売されているために手軽に入手できる点があると言えます。
ガムやパッチを使用して禁煙につなげることができなかったときには、チャンピックスを服用した方が確実でしょう。
またガムなどであれば好きなときに噛めるとは限っていませんが、経口薬のチャンピックスであれば朝夕の1日2回摂取するだけで治療ができるというメリットもあります。